SIWAのピンクのカバがチョコレートに?「SIWA’s CHOCOLATE」を作ってみました


ティンガティンガ・アートを、もっと身近に楽しめたら。

そんなちょっとした遊び心から、**「SIWA’s CHOCOLATE」**を作ってみました。

パッケージに登場するのは、タンザニアのティンガティンガ・アーティスト、**SIWA TINGATINGA(シワ・ティンガティンガ)**が描くピンクのカバ。

白いパッケージに鮮やかなピンクのカバ。そして背中には2羽の鳥。

SIWAの作品らしい、シンプルなのに一度見ると忘れにくい動物たちを、小さなチョコレートのパッケージにしてみました。

たくさん並べてみると、これはこれでなかなか楽しい。

次回のティンガティンガ・アート展のお土産にしようかな?と考えています。

SIWA TINGATINGAが描く「ピンクのカバ」

SIWA TINGATINGAは、ティンガティンガ・アートの創始者Edward Saidi Tingatingaの孫にあたるアーティストです。

2010年からティンガティンガの工房で本格的な制作活動を始め、現在もタンザニア・ダルエスサラームで作品を描いています。

SIWAの作品には、ゾウ、カバ、サイ、ヒョウ、ライオン、クジャクなど、さまざまな動物が登場します。

その特徴のひとつが、現実の動物の色にとらわれない自由な色彩です。

ピンク、黄色、グリーン、オレンジ、ブルー。

動物を写実的に再現するのではなく、色と形を大胆に組み合わせることで、SIWA自身の動物の世界を作り上げています。

今回チョコレートのモチーフに選んだピンクのカバも、そんなSIWAの表現がよく伝わるモチーフのひとつです。

絵から飛び出したような、小さなピンクのカバ

原画として見るSIWAのピンクのカバと、小さなチョコレートになったピンクのカバ。

同じモチーフでも、サイズや見せ方が変わると印象も変わります。

一つだけ置くと小さなアートのように見えますが、箱いっぱいに並べてみると、たくさんのピンクのカバがこちらを向いているようで、また違った楽しさがあります。

今回作ってみて改めて感じたのは、SIWAの動物には、小さくしても分かる強い個性があるということでした。

特徴的なシルエット。

大きな目。

ピンクから白へと変化する色彩。

そしてカバの背中にとまる2羽の鳥。

作品名や作者名を見なくても、SIWAの作品を知っている人なら「あ、SIWAのカバだ」と気づく。

アーティストにとって、こうした独自の視覚的な個性はとても重要です。

ティンガティンガを「見る」だけではない楽しみ方

ティンガティンガ・アートの中心にあるものは、もちろんアーティストが描いた原画です。

しかし、アートとの接点は展覧会で作品を見ることだけではないと思っています。

ポストカードになったり、ステッカーになったり、身近なものの中に作品が登場したり。

そうした小さなきっかけから、

「この絵を描いた人は誰だろう?」

「ティンガティンガって何だろう?」

「タンザニアではどんな場所で描かれているんだろう?」

と興味が広がっていくこともあります。

今回の「SIWA’s CHOCOLATE」も、そんなアートとの小さな出会いになれば面白いと思って作りました。

チョコレートからアーティストへ

私たちが大切にしたいのは、「かわいいピンクのカバ」で終わらせないことです。

このカバには、描いたアーティストがいます。

その名前は、SIWA TINGATINGA。

そしてSIWAには、これまで描いてきた数多くの作品があります。

ピンクのカバをきっかけにSIWAという名前を知り、別の作品を見る。

すると、同じアーティストが描くゾウやサイ、ヒョウ、クジャクにも共通する表現が見えてきます。

さらに作品を見ていけば、

「これはSIWAらしい」

と感じる瞬間が出てくるかもしれません。

私たちがティンガティンガ・アートを紹介するときに大切にしているのも、まさにこの部分です。

「ティンガティンガ」というカテゴリーだけではなく、一人ひとりのアーティストの名前と作品を知ってもらうこと。

SIWA’s CHOCOLATEは、その入口になる小さな試みです。

展覧会のお土産になるかもしれません

今回は、まず遊び心から作ってみたSIWA’s CHOCOLATE。

箱を開けて、ピンクのカバがずらりと並んでいる姿を見ると、想像していた以上にかわいらしい仕上がりになりました。

展覧会でたくさんのティンガティンガ原画を楽しんだあと、帰りに小さなSIWAのカバを一つ。

そんなお土産があっても面白いかもしれません。

まだ「展覧会のお土産にしようかな」という段階ですが、アートを見た記憶と一緒に持ち帰れるものになればと思っています。

そしてチョコレートを食べたあとにも、

「SIWAというタンザニアのアーティストが描いたピンクのカバだったな」

と少しだけ覚えていてもらえたら。

それが一番うれしいことかもしれません。

ティンガティンガ・アートと日常をつなぐ、小さな「SIWA’s CHOCOLATE」。

展覧会で登場するかどうか、ぜひ楽しみにしていてください。